今年もこうして初日を撮り、塩イクラを補正する

2019年が始まった。
大晦日は紅白もそこそこに、初日の出に行くために早く寝てしまった。(子供が嵐の出番を待ちきれず…とも言う)

幼馴染と初日の出を見に行くようになって久しい。スマホの写真を辿ると、2011年ごろが最古。

はじめは二人きりだったのが、小さいのが1人増え、2人増え、今日は5人でてくてくと詣でた。

波と戯れる人、初日を撮る人、それを笑って見てる人…。会話はそれほど交わさなくても、なんだかいい空気感なのだ。

家に帰ったら、解いた塩イクラを白飯といただく…前に撮る。
恍惚として赤と橙と黄の美しい輝きを宝石のように丁寧に補正する(ただの自己満足だ)。

子供らが大きくなっても初日の出詣に行くのかな。あと何年この恒例行事が続くか分からないけど、来年もきっとこうして初日を撮り、塩イクラを補正し、過ぎゆく時間を眺めるのだろう。


来年はぜひ、自分で塩イクラを仕込みたい。

A11y で芽吹き、TEDx で育った興味はどこに行くのか

「♪今年の汚れ、今年のうちに」…じゃないけど、今年の気持ちは今年のうちに書いておきたかったので、今年最後のエントリー。

今年のこと

今年の大きな変化はふたつ。
ひとつは縁あって働き方をフルリモート正社員という立場に移したこと、もうひとつは子供が就学したこと。

小学1年生と言っても、まだまだサポートは必要なので(特に勉強が)、フリーランスと正社員の中間のような働き方はマッチしている。

そのことは来年のどこかで話すと思うので、ここでは割愛。

ほかには9月末の台風での大停電。
2日間に渡って電気のない生活をした。停電になったらすぐ水を貯める(トイレ排水用)、塩を被った車をすぐ洗う。ふたつ覚えた。

前置きはそのくらいにしておいて。
今年新しく始めたことについて書いてみる。

コミュニティってなんだ?

何年か前にも書いたけど、私がウェブアクセシビリティに目覚めた原体験は、(おそらく誰もが名前を知っている)某歌手のサイトマスターをしていたときのこと。

「このホームページは代替テキストが設定されてて使いやすい」

スクリーンリーダーを利用していると思しきユーザーからの声だった。

それからというもの、ビジュアルデザインは少し苦手だけど、マークアップはよりアクセシブルにという一念でここまできた。(最近は複雑化してきて付いていけないとこもあるけど)

顔の見えない画面の向こうの人々を考えてマークアップするということは、次第に世の中をより良くしたい、という気持ちへと変わっていった。

そして2016年、「Idea Worth Spreading」という言葉に惹かれ、TEDxHamamatsu という TED からライセンスを取得して活動するコミュニティの一員(ボランティアスタッフ)となった。

地元に所縁のある人々(スピーカー)の“アイデア”を世界へ発信する1年に一度のカンファレンスはじめ、活動の広報全般を担当している。

イベントの知名度が上がるにつれ、日本人以外のスタッフや参加者、スピーカーの参加も増えてきた。

静岡西部というと“ブラジル人労働者”というイメージがひとつとしてある。製造業の現場で働いている人々もまだ多くいるが、なかには独立開業したり、地域に根ざした活動をしたりしている方もいる。

そして、近年ではベトナムやフィリピンなどのアジア圏から来日した留学生や生活者も増えている。

そのような背景を持つ人々がスタッフとして参加するようになり、なかなかうまくコミュニケーションが取れないでいるなか、「コミュニティってなんだ?」という関心が湧く。

地域に確かにいるのだが姿の見えない「生活者としての外国人」。単に自分の労働、生活環境が彼らと被っていないだけなのだが、「日本人だけの中にいること」ということに危機感を覚えた。

それが昨年までの話。

簡単なように見えて実は難しいこと

今年の夏前、市の広報誌に「日本語ボランティア養成講座」という文字を見つける。地元の国際交流協会が主催する、日本語教室の補助者になりたい人のための講座だった。

迷わず思った。「これ行きたい」と。

数回の座学で「在日外国人の現状と背景」、「日本各地における共生の取り組み」などを学び、日本語教室で実際に自分らで立てたカリキュラムを実践する。

無料の日本語教室に来るのは、技術実習生や在留者が母国から呼び寄せた家族、日本人と結婚して来日した人など、出身も年齢も日本語習熟度もさまざま。

そこではやさしく、分かりやすくゆっくりと話すことが求められる。ただ、1回の授業をすべてをそのような調子でやり取りすることは難しいので、実習では簡単な英語で説明したり、Googleの翻訳や、マップ、検索結果の画像や地図を見せたりしてもみた。

それでもまだ完全に理解したとはいかなかった。母語で学習者にやさしく伝えるということは、簡単なように見えて実は難しいのだ。

先日、こんなブログ記事を読んだ。

「Plain English」と「やさしい日本語」

アクセシビリティの文脈で「Plain English」や「やさしい日本語」が語られることはこれまであまりなかったように思いますが、たとえそれがWebであったとして、マークアップをどれだけアクセシブルにしたところで、またWeb以外のあらゆるコミュニケーションにおいても、どれだけ情報が提供されても、文章や言葉そのものに壁があれば、それは伝わらないわけですから、これはまさにアクセシビリティの問題であると考えます。

日本語教室の補助者という役割を通じて感じたのは、まさにこのことだった。

ウェブページについて言えば、技術的に頑張ってアクセシブルにしたとしても、そこに乗っかっている日本語が難しければ伝わらない(言い回しや二重否定など、自分も反省するところは多々ある)。

日本語教室で言えば、学習者にとって日常生活に馴染みがないトピックだったり、日本人が難しい言葉を早口で言ってしまうと、興味や学習の妨げになってしまう。(日本人同士で平易、ゆっくりのつもりでも、彼らには早く感じる)

そう、どちらも「アクセシビリティの問題」だ。そしていま、私はどちらのことも考えられる環境にある。

こらからどこへ行こうか

最近、あちこちで「アクセシビリティやってみた」という声を聞くようになった。それはとても喜ばしい。

個人的にはこれから制作者に求められるのは、より多くの人に寄り添えるものを作り出せる「共感力」ではないかと思っている。そして、ウェブアクセシビリティがきっかけで、世の中のことを考える人が1人でも増えるといいな、とも。

私自身の来年は、仕事では主に関わっている WordPress テーマにおけるアクセシビリティを深掘りしたいし、プライベートでは日本語教室の補助者として活動を始めたり、「伝える」ことをみんなで考える場を作りたいな、なんて思っている。

制作者が頑張って画面の中がどんどんアクセシブルになっていくとき、ふと振り向いたその実世界はアクセシブルなのか、そういうことを2019年(とその先も)は考えていきたい。

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最後まで長文をお読みくださりありがとうございました。あなたにとって、来年がよい年になりますように。

写真:浜辺に書いた2018

 

2018年、買った物から1年を振り返る(アプリ編)

前回のモノ編からの続き。

Mac

PixelSnap

画面上の距離を測るのにめっちゃ重宝。
なにが良いかって、画面上にあるものなら何でもどこでも、アプリケーション関係なく測れるところ。

オブジェクトの周囲をドラッグ&ドロップで囲むと、選択枠がぴっちりフィットして測ってくれるのは感動する。

測った数値を即コピーできたりもする。地味に便利。

PixelSnap

IconJar

画像:IconJar 起動後の画面

便利そうだなーとは思っていたが、有料に二の足を踏んでいたアイコン管理アプリ。今年ついに Svgsus が物足りなくなってきたので乗り換えた。

まだ全ての機能を手足のごとく使い切れていないのだけど、アイコンのライセンスを登録しておけるのは、“権利関係気にしい”としては嬉しい。

アイコンの格納場所が独自なのはちょっとマイナス点。

IconJar

iPhone

Endel

画像:4つのモードが選べるEndel のメイン画面

これまでヒーリング系アプリをいくつか使ってきたけど、これと思えるアプリにやっと出会えた。

天気、時刻、心拍数などの情報からパーソナライズされた4種類のヒーリングサウンド(リラックス、集中、外出、睡眠)を自動生成してるらしい。心拍数は iOS の Health に連携して取得できる。(実際の計測はWithings の Health Mate を使っている)

気になるサウンドだが、よく言われる“ホワイトノイズ”っぽい音をベースに、鐘の音やゆらぎを感じる音が乗っかってる感じ。

初めに7日間のトライアルがある。
入眠時の過緊張がかなり解消されたので、リリース記念のディスカウントにつられて買い切り(2,000円)してしまった。仕事中もかけっぱなしだけど、すごく集中できる(気がしてる)。

12/29現在、ディスカウントは終わってしまって、買い切りは9,800円だけど、セールあったりするのかな。

販売元が Avex となってるけど、開発はベルリンの Endel Sound という会社。Avex は出資してるらしい。

Endel

iPad

iPad について言えば、買った…ではなく子供用に入れてよかったアプリ。

Block Craft 3D, Minecraft

画像:Block Craft 3D で制作したオブジェクト群

この一年半くらい子供がずーっとMinecraft をやりたがっていた。私自身が Minecraft をよく分かっていなかったので、まずはよく似た「Block Craft 3D(基本無料、アプリ内課金)」で飽きることなく続けられるか見てみることにした。

これは本当にブロックでオブジェクトを作るだけのゲーム。3ヶ月くらいせっせせっせと楽しく飽きずに作れることが確認できたので、クリスマスに Minecraft をプレゼントした。クリエイティブモードで始めている。

Block Craft 3D
Minecraft

Creatubbles

画像:Creatubbles のユーザープロフィール画面

クリエイタブルズと読む。
書籍『EdTechが変える教育の未来』の事例として出てた作品共有サービスのアプリ版。アップできるのは絵だけに限らず、立体物の写真や Minecraft のキャプチャ、音楽、アニメーションなどいろいろ。

メインターゲットは子供なのだけど、実は保護者も作品のアップができる(笑)。というのも、13歳未満は保護者アカウントが必須で、そこに子供のアカウントが紐づくから。

フォローという考え方がないので、純粋に子供らの作品を楽しめるのがいいと思う。Like の代わりに Bubble というものを作品上に付けられる。
学校単位で利用してるユーザーもいるみたい。(先生アカウントからバブルをもらった)

作品のアップロードやコメントも、公開承認プロセスを挟むので、荒らしなどの心配もなさそう(今のところないけど)。

「デンマークの子からバブルきたー」「この子絵のここが好き」などと、まったり親子で楽しんでいる。

子供が初めて出会うインターネットを通じた世界とのコミュニケーション(ネットの根本的な楽しさ)って、このくらいがちょうどいいのかなと思う。

Creatubbles

2018物欲総括

なんかこう、モノの所有や持っている自分に喜びを感じるんじゃなくて、少額の消費で今あることを便利にする、今を共に楽しむっていう方向にさらにシフトしたなと思う。

来年は来年でそろそろ MacBook Pro(2014 Mid) や iPhone SE を買い換えなくちゃと思っているけど、それはもう私の中では仕事道具や生活消費財なのだよな…。

IG広告で衝動的にクラウドファンディングの製品を買ってしまうこともあるのですが、それは所詮衝動でしかなく、喜びも持続しにくいのですよね。来年は気をつけよ…(と言いつつ魅力的なものにはポチしてしまう欲望が渦巻き…) / 12/25の私のツイートより

2018年、買った物から1年を振り返る(モノ編)

年末恒例の物欲振り返り。

Cyber Monday セールとともにサンタさんが早々に来てしまったので、クリスマス感漂う気持ちのなか、モノ&アプリに分けて1年を振り返ってみる。

3位 Collonil 1909 シュプリームクリームデラックス

写真:Collonil 1909 シュプリームクリームデラックス

https://amzn.to/2A55ZMS

知人のおすすめ靴クリーム。
4年前に買った Finn Comfort の革靴を10年は履くぞ!と意気込み、これまでは M.MOWBRAY のシュークリームジャーを使っていた。その白色を使い切ったのでこれに替えてみた。

ゲル状のこのクリームはとにかく伸びがよい。そしてさらっとしている(化粧品みたいだ)。ブラシにほんの少し付けただけで靴の半分には伸ばすことができる。(←ここポイント)

そして山羊毛ブラシで馴染ませてからグローブクロスで拭くと見違える輝きになる。

革の色が落ちてきたら、時々 M.MOWBRAY の茶色クリームで補色している。

2位 Eddie Bauer レディース ダウンコート

写真:Eddie Bauer レディース ダウンコート

https://amzn.to/2A2INik

10年前に買ったコートが擦れてきたので買い換え。エディー・バウワーなのは年相応になったら着ようと思っていたから。

襟があご下まであるし、ダウンも軽い。普段Mサイズで独自サイズのPSがギリギリ丁度よかった。

先日の寒気に間に合って良かったのだが、その後は雨続きでまた暖かく出番が減っている(笑)。

靴と鞄とコートは10年くらい使えるのがいい。

1位 完全版・こっきのえほん

写真:完全版・こっきのえほん

https://amzn.to/2BvGS5R

自分の消費と違うし…。

子供の就学祝いに買った本。
国旗に興味を持ちだした子供の興味を伸ばしてみようとセレクトした。

結果は200%ビンゴ!就寝前に「Maps」と「こっきのえほん」で国旗当てクイズをしないと寝てくれないということが3ヶ月くらい続いた。(楽しいんだけど時々こちらが息切れ…)

この本のなにが良いかというと、とにかく国旗画像が大きいこと。スペイン🇪🇸とか、カンボジア🇰🇭とか、スリランカ🇱🇰とかいった、細かい絵柄までよく見える。あと国旗の縦横比が載ってるのも面白い。

つまり、大人も面白い。

最近はしゃべる地球儀と前述の本2冊を抱えて、ヤツは嬉しそうに攻めてくる。

モノよりコトの消費が多かった2018

購入履歴を振り返りながら思ったのは、今年はほとんど「新品のモノ」を買っていないということ。

その代わり県外はじめ、あちこちに出かけた。

ほかには、カメラの修理を2台。

写真:Nettar 515

モノよりコトの消費(コミュニケーション&リペア)が多かったなぁと。

昨年にもまして、自分用の新しい“モノ”にお金使っても感動が無くなってしまった。何でだろう。

(アプリ編に続く…)

 

朝活は誰でもできる、多分。

言わずもがな、小学生の朝は早い。

学区の端っこから片道40分かけて通うとなると、遅くとも6:30には起きなければならない。

ここ1ヶ月くらい、子供を送り出してから自分も家を出るようにしてみた。
ちょうど朝の渋滞のため、こちらも40分くらいかかる。それでも仕事開始時刻までは1時間くらいあるので、車の中でコンビニで買ったコーヒー飲みながらネット巡回したり、ラジオに突っ込み入れてみたり、本を読んだりしている。

自動車社会に生きていると、運転者は移動時間に本を読むということができない。そういう点、電車通勤のころは本を読む時間が少しでも(半ば強制的に)取れてよかったと思う。

ふと思うと、これって朝活とか呼ばれる行動なのかもと昨晩気がついた。

キュッと冷えた空気の中を(子供と)歩いて、綺麗な空を見て、雲の写真撮って、本を読んで…。ふた昔前の自分には全く考えもつかない行動だ。なんせ8時過ぎまでぐっすり二度寝してた人だから。

「○活」って言葉はあまり好きではないけど、これは「ちびっこドリブンの朝活」だな、と。

それはよい。こうやってサクッとブログもかけるのだから。

朝活は誰でもできる、多分。ただし環境が揃えば(笑)。