2017年買ってよかったもの Best 5

年末の恒例行事みたいになってるので、今年もさくっと書いてみます。
年々モノに対する執着といいますか、物欲がさらに薄くなりまして、たいしたランキングではありませんのであしからず。

その分、今年はちょっとだけブツ撮り頑張りました。

※ 紹介画像にのみAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを利用しています。

5位:古ZUIKOレンズで遊ぶ…もとい、仕事サブ機の OLYMPUS PEN

写真: G.ZUIKO Auto-W 28mmを取り付けた OLYMPUS PEN-F

金額の割には5位と満足度低め。
EOS 6D をが重くて毎日持ち歩くのが嫌になったため購入したのでした。フィルムカメラ好きなら「PEN-F」といえば、レンズ交換式のハーフカメラを思い出しますね、きっと。(欲しかったんですよね、あれ。)

マイクロフォーサーズ機を買うなら OLYMPUS がいいなーと思っていたので、いろいろ調べた結果「レンズ登録機能」のある PEN-F に決定。

レンズ情報登録とボディー内5軸手ぶれ補正機構で、古いズイコーレンズをフル活用!!『オリンパス PEN-F』 : CAPAカメラネット

レンズは今のところ、6,000円くらいで買った中古の G.ZUIKO Auto-W 28mm 1:3.5 をメインで使っています。フルサイズ換算で56mm程度なので、標準レンズ代わりにいいかなと。

アルミのボディや往年のFのロゴをあしらった外箱も格好よく、所有欲を十二分に満たしてくれるカメラなのですが、機能が多すぎて訳が分からなくなるのと、充電器がアダプターとケーブルが別だったりとちょっと不満も残ります。(充電器なんとかなりませんか、OLYMPUSさん。)

写真:OLYMPUS PEN-F ボディ写真:K&F Concept マウントアダプター

4位:自然派に帰ります。天然木(風)スマホケース+リング

写真:iPhone SE に取り付けた天然木スマホケースとリング

長らく使っていた金魚のスマホケースが黄ばんできたため、新調。
以前、iPhoneを派手に落としてからというもの、ケースはTPU(シリコン)素材と決めていました。

半年くらいずーっと気に入るものが見つからず、妥協で他の商品を購入しようと思い立った直前に見つけたこのケース。TPU素材なのに天然木という一瞬頭を悩ませる商品名ですが、TPU素材の上に薄くスライスした天然木を貼り付けてあるとのこと。実際に触ってみると納得しますが、本当に天然木(だと思います。さすがに傷つけるわけにもいかず。)。

そして、それにスマートフォンリングを取り付けるなら、やはり天然木がいいだろうと。

ちなみに買ったケースは花梨木(カリン)。

写真:TaoTech iPhone 木製ケース(カリン)写真:天然木スマートリング

3位:インスタ広告で初消費、YASHICA LENS

写真:iPhone SE に取り付けたYASHICA LENS と、Yashica Flexの写真をあしらった外箱

Instagram に広告がふらっと出てきて、見たのが次のページ。

YASHICA再び!スマホで簡単に本格的な写真が撮れるマクロ&ワイドレンズキット

「残2点」なんて目に入った日には、支援したくなるのがカメラ好きの悲しき性。とはいうものの、YASHICA は実機を持っているわけでもなく…。かつて二眼レフを買うときに、Mamiya Flex か Yashica Flex にするかという縁しかなかったのに買ってしまうなんて不思議です(言い分け)。

レンズはワイドとマクロとついており、着脱はクリップ式です。レンズはマクロとワイドがねじ込みの一体式になっており、クリップも独立しています。画質に影響出がでるので、ちゃんと撮りたいときはケースを外した方が良さそうです。

今日(2017/12/31)現在、Just my Shop でも予約ができるみたいです。
YASHICA LENS(ヤシカ レンズ) 2in1 スマホ用カメラレンズ – Just MyShop

以下の写真は YASHICA LENS の自前作例です。

2位:手を温めるには手首から、ハンドウォーマー

写真:グレーのハンドウォーマーをした手で MacBook Pro を操作する

昨年、友人にプレゼントしてもらったこの商品。
知人の店で製作販売している指先のないハンドウォーマーなのですが、これが実に良い。

あまりに良すぎたので、2枚追加購入しました。冬の暖まりきらない冷えた部屋で仕事するときにいいんですよ。手がかじかまなくて。手を温めるには手首から、実感しました。

写真:841ハンドウォーマー

ハンドウォーマー – 841(やよい) 楽天市場

1位:ものぐさ御用達?HARIOのフレンチプレス

写真:ハリオのフレンチプレスでコーヒーを淹れ、保温マグでゆっくり楽しむ

たしか2年前は「Colemanのパルテノンコーヒードリッパーが良い」なんて言ってました。最初はせっせと淹れていたのですが、これが仕事の片手間にだとドリップし終わるまで時間がかかるので、しばらくすると朝の一杯はコンビニコーヒーにお株を奪われ…。

そんなこんなですっかりコーヒー豆を消化しなくなってしまったので、(節約の意味も込めて)フレンチプレスを買ってみました。

豆とお湯を入れて蒸して漉して、その間わずか3分。ものぐさにはこれくらいが丁度よいようです。

写真:HARIO コーヒー&ティー フレンチプレス

HARIO コーヒー&ティー フレンチプレス – Amazon


まとめ

今年はモノより本や遠征に財布の中身を費やした年だったかな、と思います。気に入らないから新しく買うことよりも、気に入ったものを長く使うという方針でこれからもいきたいですね。

来年は来年の物欲が沸くと言いますから(嘘)、それはそれで自身の楽しみにしておきます。


番外:3COINS のLightningケーブル

写真:水色の外箱に入った赤いライトニングケーブル

昨日ふらっと立ち寄った3COINSで見つけた1mのLightningケーブル。MFi認証ではありませんが、ナイロン編みが300円はいいですね。

同じような製品が3本1,000円くらいで出回っていますが、Lightningケーブルは用途と必要に応じて買う人なのでこれで良しなのです。

[Adventar] カンファレンスカメラマンという簡単そうで簡単でないお仕事

このエントリーはカンファレンスカメラマン Advent Calendar 201710日目の投稿です。

写真という趣味が、その壁を越えて仕事側にやってきたのが去年の夏。
初めて撮影スタッフをやったのはコマンドシフトシズオカでした。

今年は以下のイベントで撮影スタッフを行いました。

TEDxHamamatsu 2017 においては、ほぼサブ要員だったので、一番気合いを入れた CSS Nite in SHIZUOKA, Vol.6 での撮影反省と次回(?)への改善点などを。

(「簡単そうで簡単でないお仕事」とは、カメラ(写真)好きが気合いを入れると考えすぎて簡単ではなくなる…という意味です。)

撮影機材スペック

  • Canon EOS 6D
  • Canon EF28-70mm F2.8L USM
  • Canon スピードライト 430EX II

…新品では買えませんので、すべて誰かのお下がり品です。

反省点

会場が光の伏魔殿問題

会場の光源が直管蛍光灯で、その下にワイヤー状天井が張ってあったので妙に光の回り方が均等ではなく、光の伏魔殿だなーと感じました。セッションによっては壇上の電気をオンオフするので、原則ISOもホワイトバランスもオート(だったはず)。JPEG撮りだったので、後編集で少々苦労。最小サイズのRAWで撮っておけば良かったかなと思います。

会場内サイドの柱問題

会場の左右に柱が出っ張っていたため全く前方に行けず、登壇者の寄りの画が撮れなかったのが心のこりでした。幸いにも、前方に写真好きな助っ人参加者様がいたため、写真をシェアしてもらいました。

ただ、昨年夏のイベントで手持ち機材(MF 50mm + AF 80mm)ではアウトだと思い、28-70mm を購入したことは結果的に良かったです。あまり歩き回れないので、会場全体と登壇者のズームをこれ一本でいけたので。

前方に音響担当スタッフがいたので、次回はその人にもカメラを託そうと思いました。

会場略図:部屋の左右に出っ張った柱があるため参加者座席の後方しか移動ができない

コミュニケーションしながら撮れない問題

普段は全く人を撮らないので、参加者とコミュニケーションしながら撮影するのが難しかったです。懇親会になってやっとほぐれた感じ(笑)。ここもうちょっと頑張らないとなーと思います。スピードライトは懇親会で使用。

まとめ

なんだかんだ言いながら、楽しく最後までやれたのが一番良かったですね。登壇者の方の後日フォローアップでも写真を使っていただけたので、単にイベントの記録というだけでなかったことが撮影者冥利に尽きました。

あとは、TEDxHamamatsu 2017 で Facebook Live のカメラ係をやれたのも新しい体験でした。スマホ用スタビライザーの操作が楽しい(笑)。

ただひとつの問題は、子どもに母の仕事は「写真撮る人」と思われているらしいということです(本業はウェブ制作者)。

来年もがんばるぞー(?)。

[Adventar] 「品質としてのHTML」という意識とウェブアクセシビリティ

このエントリーはWeb Accessibility Advent Calendar 2017 7日目の投稿です。

初日からちょうど一週間ということで、箸休め(的な)ポエムに少々お付き合いください。私から見えている世界の話を書いてみます。アドベントカレンダーの本題とは少々かけ離れた内容かもしれませんが、同じ線上のトピックということでご容赦ください。

限られた時間のそのなかでは…

今年は小さい集まりなどでウェブアクセシビリティ(以下、A11y)のことを話題にすることがありました。

まだまだデザインカンプを制作したうえでコーディングに着手することの多い、私から見えている世界。クライアントもIT・ウェブ慣れしていない方が多いため、その手法は現時点ではまだ致し方ないなと思っています。

“見た目駆動”+限られた時間でコーディング作業を進めていくなかで、A11yに取り組むには、マークアップに意欲的に取り組む方でも「対応する時間が…」「学習コストが高く感じる」「必要性がいまいち…」という思いがあるようです。

参入障壁の低いこの世界の片隅では…

マークアップに意欲的に取り組む方がいる一方で、参入障壁の低いウェブ界隈、制作者のスキルもさまざまです。

ちょっとくらいHTMLが間違っていてもブラウザが解釈してくれる場合もありますし、作り込まれた無料HTMLテンプレートもインターネット上にはたくさんあります。

また、CSSフレームワークのドキュメントに沿ったHTMLを記述したり、A11yに配慮された jQuery プラグインなどを利用したりすることで、制作者が意図していなくても、ある程度のA11yは担保されるようになってきています。(この記事を読んでくださる多くの方には、釈迦に説法だとは思いますが…。)

ともすると、文法的に正しいHTMLを知らずとも済んでしまう状況があるのも、また現実ではないでしょうか。

文法的に正しいHTMLとA11yは切っても切り離せない関係。「A11yって大事だよ」と説くより、「HTMLも品質のうちだよ」と説くことの方が先かな…と思うのです。少なくとも私から見えている世界では…。

ありがとう、ヘイドンさん

そんなことを考えているさなかに読み始めた、ヘイドン・ピカリング氏の「インクルーシブHTML+CSS & JavaScript 多様なユーザーニーズに応えるフロントエンドデザインパターン」。その冒頭にこんな一文があります。

本来、デザインの仕事とは、熟慮することです。そして、問題に対するベストな解決策を追求することです。それが「見た目の美しさ」という範囲だけでデザインをとらえることで、Webの大半は本来の意図から外れてしまっています。これは、低いアクセシビリティ、貧弱なパフォーマンス、そして全体的な有用性の低下につながります。

また、JSONから必要なデータを取り出す例を挙げ、このように続けます。

データの構造を考え、最適解を導き出すための試行錯誤をすることがデザインなのです。

このヘイドン氏の言葉を読んで、もやもやが晴れたことはいうまでもありません。「ウェブのデザインってやっぱりそういうことだよね、これまでの経験から学んできたことは間違ってなかったね…。」と心の中で小さく“ヨッシャ”しました。

コーディングする人だけじゃなくて、プロジェクトに関わる人すべてが、「HTMLも品質のうちである」と認識してくれるといいなぁ、などと思った2017年暮れでした。


来年は「良いウェブサイトとは?」「品質とは?」といったことを考える場を作ったり、インクルーシブ本(やピンク本)の布教活動など、引き続き地道な活動を続けていけたら…などと(またも)薄ぼんやり思っています。

明日8日目は kikeru_umenu さんの投稿です。よろしくお願いします。


余談:
静岡県がUDを推進していたり、文化政策学部のある大学があることから、それらに関連するUDシンポジウムや文化多様性研究の発表会に参加し、ウェブ以外でのアクセシビリティや、外国人居住者の多様性について視野が広がりました。たまにはこういうのもいいですね。

[Adventar] 至福の泡のフィルム写真回想録

このエントリーはフィルムカメラ Advent Calendar 3日目の投稿です。
フィルムカメラ、といいつつ、半分はフィルム写真の話に…。

私は、現在ウェブ系のフリーランサーをしています。趣味が高じ、写真作家として活動を始めてもう7年(中断期間はありますが…)、フィルムカメラ歴は30年くらいになりますか。生まれた頃はフィルムカメラが全盛でしたからね。詳しいプロフィールは写真展のページをご覧ください。

“死んだ写真”がとても嫌で…

今年は8月、9月の2ヶ月間にわたりフィルムの写真展をさせてもらいました。

“させてもらいました”というのも、静岡市にあるフェルケール博物館から「ギャラリーで展示しませんか?」とお誘いをいただいたのがきっかけ。

今年行った写真展は4回目。過去の2回の反省を踏まえ、悔いを残さないようにと臨みました。

去年(2016年)3月に行った2回目の個展は、撮りためていたフィルム写真をストーリー仕立てで再構成したもの。10月の3回目は、Canon EOS 6D で撮ったものを Lightroom でガリゴリとフィルム調に加工したもの。

開催後に振り返ると、前者はトンマナの統一が図れてないことが、後者は“死んだ写真”だったのがとても嫌で…。次は「絶対フィルムでの撮り下ろしで、トーンをそろえた写真でやりたい」と思っていたさなかのお誘いでした。

作りたいものを作れ、主題はあとからついてくる

「とりあえず作りたいものを作れ、主題はあとからついてくる」という、忘れられぬ言葉があります。それを胸に構想を練りました。とりあえず決まったのは次の4点。

  • カメラは Hasselblad 500 C/M(Carl Zeiss Planar T* 2.8/80)
  • フィルムは Ilford Delta 100 x 5本
  • 撮る時間帯は同じ
  • 被写体は「波の泡」

私は仕事場に近い海岸でよく撮ります。波の泡がビールの泡みたいで美味しそうだな…というところから、これをテーマに作品を作りたいなと考えていました。(もう閉幕したので告白しますが、写真展タイトルの「Blessed Hours(至福の時)」は“泡s”が由来の駄洒落です。)

しかし子持ち母、撮影する時間がまとめて取れません。そこを逆手にとって、撮影期間は2月〜5月、仕事帰りのマジックアワー10〜15分のみ。そして、天気は荒れ気味なとき。冬の嵐にハッセルは砂まみれになりながら…。

結果、勝手に主題はついてきました。
(心境などは私感に。)

写真:ハッセルのファインダー越しに見る海
ハッセルのフォーカシングスクリーンは、標準のものより明るいアキュートマットスクリーンに換装している(Camera: iPhone SE)

懐は冷えるけど、、も

開催期間は2ヶ月間。
フレームを借りるにも高くつくし、展示スペースが赤茶色のレンガ壁だったため、またも逆手にとり「木製パネル張りにして、プリントに余白を付けてしまえば映えるのではないか」という安直な発想で木製パネル張りに。

余白を2cmにするか5cmにするか悩みましたが、フレーム+マットのイメージに近づけたく5cmに指定しました。木製パネルは40cm角、水張りテープはもちろん黒で。

フィルム写真で展示というと、手焼きなのかな?と思われるのですが、プリントからパネル加工まですべてプロラボにお任せです。今回の展示作品はすべてデジタル出力となるので、お気に入りの一枚だけバライタの手焼きも1枚だけお願いしちゃいました。うん、やっぱり手焼きはいい(笑)。

写真:搬入で展示されるのを待つ木製パネル張りの作品群
作品点数は全部で10点(Camera: Canon EOS 6D)

世界に目を向ければ、まだ

すこし脱線して相棒の話をしましょう(こちらが Advent Calendar の本題ですね)。

最初にフィルムカメラを触ったのは110(ワンテン)という規格のもの。
若い方は馴染みが無いかもしれませんが、いまでも「デジタルハリネズミ」にその面影を残しています。

父からもらった OM-1、学生時代にバイト代をはたいて買った EOS 100、とフィルムカメラを使い、その後は出始めたばかりのデジタルカメラに浮気をしていましたが、2009年頃のフィルムブームでまた戻ってきました。

冒頭の写真は現在持っているフィルムカメラたちです。
写真右上から Hasselblad 500 C/M、ロシア生まれの FED 2、ハーフな Olympus PEN EED、Mamiyaflex Automat B、そして愛機の Olympus OM-1。これに加えて、ディスプレイ用のジャンク蛇腹カメラが2つあります(笑)。Olympusのオールドレンズもいくつか持っており、デジタルの PEN F に取り付けては遊ぶ日々です

フィルムはほぼ白黒。カラーも使いますが、年々高価になっていくので本当に使う機会は少なくなりました。
好きなフィルムは Kodak Tri-X と FUJIFILM PRO 400H。これはワークショップに通っていたときからの受け売りです。

近年、フィルムがどんどん高くなり、数が減り…この先どうしようと少し悲観的になりますね。しかし世界を見渡すと、クラウドファンディングでブランドを再興したり、新しくフィルムを作ったりする人たちもいたりして、個人的にはまだ大丈夫かな…という印象です。実は日本発のフィルムもあったり。

自分の Instagram の反応を見ていると、外国では白黒フィルム写真が人気あるのかなとも感じます。

フィルムね、いいですよ。やっぱり(ざっくり)。今は手の中でいくらでもフィルム調に加工できますが、それはやはり“フィルム調”であり、フィルムではないですから。

写真:Olympus OM-1で撮影した白黒フィルム写真(山手線のホーム)
Camera: Olympus OM-1, G.ZUIKO Auto-S 55mm 1:1.2
Olympus OM-1で撮影した白黒フィルム写真(国立新美術館のガラス壁)
Camera: Olympus OM-1, G.ZUIKO Auto-S 55mm 1:1.2 w/ Lightroom

フィルムは続くよ、どこまでも

写真展、それそのものは実に静かに始まり、静かに終わりました。いつも見に来てくださる方や、遠方から立ち寄ってくださる方もいました。ありがとうございます。

こぢんまりとした展示でしたが、作家としては作品と主題がカチッとはまった非常に満足のいくものでした。写真展には間に合いませんでしたが、Photobackでコンセプトブックも作りましたので、興味のある方はご覧ください。

せっかく作り込んだ作品なので、またどこかで展示できたらいいなと思っています。

フィルムね、いいですよ。続けていきましょ。


明日の フィルムカメラ Advent Calendar は @4_5matworksさんですね。よろしくお願いしまーす。

器用貧乏と流れることと、成るようにしかならないことへのささやかな抵抗

昨年末に筆を…ではなく、キーボードを置いてから早いもので3ヶ月。
確定申告もなんとか終わり、新しい年度を迎えた。

4月1日の今日、フリーランサーとして独立して1年が過ぎた。来年の自分のために、今のスタンスを書いておこうと思う。

これから書くことは、大勢の人にとっては「なんだ、そんなこと」かもしれない。だが私にとっては「大きなこと」であると前置きしておく。

器用貧乏と現状

昨年度はフリーランサー1年目ということで、興味のあるものには積極的に取り組んだ年だった。勉強会の登壇に始まり、スタッフ参加、県外遠征参加、はたまた小さいながらも勉強会の主催をするなどだ。

職歴は長いが運営側の経験は初めてで、楽しいながらも「活動すること」で精一杯な面もあった。それに加え、勉強に手をつけて中途半端になっていることがいくつかある。(仕事と直結するようなしないような、そんなことだ。)

私はそもそも「器用貧乏」と呼ばれるタイプであるように思う。(家人も認めるくらいなので間違いないだろう。)なにごとも、ある程度達成してしまうと満足してしまう悪癖である。よく言えばゼネラリストであるが、到底その域に達しているとは思っていない。

やりたいことや学びたいことは山ほどある。しかし、全部を解決する時間も体力も集中力もない。それが現状だ。

流れよう、流されよう

私は何を目指しているのだろう。
これまで興味のおもむくままにスキルアップと活動をしてきた。幸いこれまでは仕事内容とマッチしていたからよかった。少しずつではあるが受託以外の案件が出てくるなかで、このままでは偏りがあると感じ始めていたころでもあった。

漠然とそんなことを悩んでいたのだが、数日前ある記事を見つけた。ネットメディアで時々名前をお見かけする常見陽平さんという方のブログだ。

「私は何を目指しているのだろう」流れよう、流されよう

ただ、自分が何者なのかと言われると、自分でもよく分からなくなることがあるし、何を目指しているのかと問われると、これがしっかり答えられなかったりする。なんだろう、就活中の学生みたいじゃないか。

ふと見渡すと、活躍されている方は何かしらに特化していることに気づく。自分は何か特化したことがあるのか?そもそも、はっきりとそちら側に行きたくて独立したのか?きっかけは子供の環境変化と、自分の再成長のためだったはずである。ただ、漠然としている。

常見さんはこう締めくくる。

一応、目標のようなものもあるし、夢もある。ただ、何かこうそれがしっくりこないというか、言わされているような気がする。今年はその模索をする一年ということなのかなと割り切ることにしている。こういう、当たりをつけるというか、何かを探すことも大事なのだ。

というわけで、しばらく、頼まれるがままに仕事をして、流されることにする。流れよう、流されよう。

人生は、宝探し。

年齢的にも節目を迎える2017年、私に与えられた(残されたと言うべきかもしれない)時間と体力、意欲の再配分を考える時期なのだと思う。つまりは選択と集中。

昨年度いろいろ見聞したおかげで、幸いにして大体の当たりはついている。弱いところは弱いなりに立て直し、深めたいところはそのまま進む。そのまましばらく流されてみようじゃないか。

人生は成るようになるものだが、成るようにしかならないものでもあることへの抵抗

10年前、私は「人生は成るようになる」と言っていた。しかし、人生のイベントを通過するにつれ「人生は成るようにしかならない」と思うようになっていく。ある意味、あきらめ。(女性という立場に依った感覚かもしれない。)

過去の選択は変えられない。「それならば、その結果のなかで最大値を目指してみよう」というのが今の気持ちだ。最大値を目指すために、いまは少し流れてみる。それが今年の目標らしくない目標。

10年前、見えない先のことばかり考えていた。自分ではどうにもできない不安で眠れない夜もあった。次第に妥協ということを覚え、二度とそこに戻りたくないと思っていた。妥協を覚える、つまり大人になるとはそういうことだと思っていた。

今はどうか。もちろん人生でどうにも妥協をしなければいけない局面はいくつもあろう。
しかし、その限られたなかで自分の最大値を発揮できるかが大事であり、最善であると思っている。

それが「大人」かどうかは分からない。ただ、「私」であることは確かだ。

20代、未来ばかり気にして見えない不安に打ちひしがれることがあった。
未来も大事だが、今が一番大切だ。

今の先に、未来はある。