陽気も良くなり、写真を撮りに行きたくなる気持ちが高まって止まらない、にんです。
さてさて、今日はそんな気持ちをさらに高めてくれるような、写真好きの人におすすめしたい映画を3作ご紹介します。私が写真をちゃんと意識するようになってからの映画なので、比較的最近のものばかり&個人の趣味がかなり入っていますが…。
光の使い方を参考にしたい『英国王のスピーチ』
第83回アカデミー賞の作品賞を受賞した作品なので、観た方も多いのかな。
吃音に悩まされていたという英国王ジョージ6世(現英国女王・エリザベス2世の父上)と、言語療法士との友情を描いた作品。
私も受賞後に観に行ったクチだったのですが、とにかく「光のきれいな映画だなー」と思いました。もちろん、俳優陣の名演やストーリーなども素晴らしかったのですが、人物を照らす光がとても美しく印象的だったのを覚えています。ポートレートを撮るときに参考にしたい映画。
写真家が撮影した繊細美『そして父になる』
続いても有名どころですが、『そして父になる』を。
公開前からポスターの雰囲気や、そのストーリーに惹かれてとても観たかった作品でした。
最近は気に入った作品だけパンフレットを買っています。
最後の一幕での繊細な映像美と見せ方に感動しまくったこの作品は、もちろんパンフレット買いました。そこに載っていたのがこの作品を撮影した「瀧本幹也」という名前。深掘りしてみると、広告界では有名な方なのですね。(トヨタのReBORNやダイワハウスなど)
自分の好きな雰囲気や撮りたい色にドンピシャだったので、DVDが発売されたらもう一度観たいと思っています。
(1)三つのカメラで撮りわける極意 – 瀧本幹也 OFF SHOT – Asahi Shimbun Digital[and]
写真出身の方が撮る映画は、楽しみながら作品作りの参考になるので一石二鳥と言ったところでしょうか?他に挙げるとすると、蜷川実花さんが監督をされた「さくらん」かなぁ。
それと、瀧本さんの写真展が近々に2つ開催されるそうです。(6月、7月までやっているので行きたいなー)
フィルム写真やってると一層楽しい!『LIFE!』
現在(2014年4月)公開中のをひとつ。
フィルム写真やってる人が観ると“と・て・も”楽しい映画が『LIFE!』です。
長いこと宣伝してたので気にはなっていたのですが、Twitterでの評判が良かったので先日観てきました。
主演・監督は『ナイトミュージアム』のベン・スティラー。
2007年に休刊したフォトグラフ誌「LIFE」の編集部を舞台に、写真管理部で働いているウォルターがとある写真家を探して世界中を駆け巡るコメディ映画なのですが…。
舞台がフォトグラフ誌、主人公が写真管理部所属ということで、フィルム写真に関することやカメラが結構出てきます。(ある写真家が使っていたあのカメラは、あの人が使っていたカメラか!という深掘りも楽しい)
これまた素晴らしいと思った映画ですが、それに「フィルム写真」が上乗せされて一層面白く観ることができました。冒頭やエンドロールのアートワークも興味深いものでしたよ。
パンフレットを買いそびれたので、明日買いに行ってきます。:-P
ぼちぼち公開も終わりそうかな?気になったあなた、ぜひとも “字幕版” でご覧ください(笑)。
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いやぁ、映画って本当にいいもんですね〜。
それでは、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ(笑)