2016年、ふたつの活動から見えてきたこと(前編 – 仕事)

今年は4月にフリーランサーになり、業務以外で二つの活動を行いました。

  1. 仕事に関連したイベント運営に参加する
  2. 地元のコミュニティ運営に参加する

独立してから初の年の瀬、この二つを通して今年を振り返ってみようと思います。
(相も変わらず長いので、前編後編でお届けします。)

仕事に関連したイベント運営に参加する

今年、二つのイベントに運営スタッフとして参加しました。
ひとつはコマンドシフトシズオカ(通称シフシズ、運営は現CSS Nite in SHIZUOKA と同じメンバー)です。

1月3月と勉強会で発表する機会をいただき、その流れでスタッフしてみたら?と声をかけてもらったことが参加のきっかけです。

これまで勉強会といえば、もっぱら参加する方だった私。スタッフには興味があったものの、「勤めとの両立」が不安で二の足を踏んでいました。

社会人になって十数年、地元には勤め先と趣味のつながりくらいしかない自分がいました。そのうえ仕事上の“知”は都市部に集まりやすいため、自然と意識はそちらに向く。いかに地元を見ていなかったが自分の中に露呈したわけです。地に足が付いていないのはまずいなー、と。

西部の制作者はどこにいる?

さて、晴れてシフシズスタッフとなったわけですが、「参加者の高年齢化」と「集客のしづらさ」という問題を知ります。CSS Nite in SHIZUOKA, Vol.5 のときには、県西部からの参加者が少ないことも気になっていました。

ここで私の頭に浮かぶのです。「西部の制作者はどこにいるの?」と。県西部には中〜小規模の制作会社が多く、Web制作に従事している人はいるはずなんですけどね。(自分の所属先の人ぐらいしか知らないなぁ…というのが他スタッフの意見でもあります。)

「東海道新幹線に乗ると、いつまでたっても静岡だ。」と多くの人が言うように、とにかく東西に長い静岡県。「商業の街・静岡市」と「ものつくりの街・浜松市」というタイプの違う政令指定都市を抱えますが、それを背景に制作者が求めるニーズも参加意識も違うなという印象(※1)をもっています。(長くなるのでそこは割愛します。)

そして、制作者向け勉強会は静岡市で多く開催されます。県西部からでは交通の便がネック(※2)になって参加を躊躇したり、そもそも勉強会があることを知らなかったり…。わざわざ出かける気になれない人が多いのかも知れません。まぁ、これはあくまで私の推論ですが。

ならば自分で確かめてみよう

それなら自分で確かめてみよう、と始めたのが「浜松でWebのこと話そう会(@hamaweb_meetup)」。とあるきっかけで知り合ったITざっくばらん会の中の人に「テーマを絞ると人は集まらないよ」と聞いたことを思いだし、「働き方」をテーマとしました。

当日は現役の方をはじめ、Webを仕事領域にしたいグラフィックデザイナーや、Web業界に転職したいと考える10代、20代の方も参加してくださいました。

地元で仲間が欲しいという需要

その広報活動の中で気づいたのが「地元で仲間が欲しい人いるんじゃないのかな?」ということ。参加できなかった方からは「勉強中の身なので地元に仲間が欲しい」といった声もあり、制作者コミュニティの潜在的需要の裏も取れました。

また他方では「社会に出てからWeb制作の勉強をして、この先どう進んでいいか悩んでいる。だけれども(CSS Nite などの)勉強会は敷居が高いな。」といった方もいます。

そんなこともあり、来年はそのような層の受け皿となれるような活動をしてきたいと思っています。

2016年、ふたつの活動から見えてきたこと(後編)に続きます。


※1 私が静岡東部の事情に疎いため、どうしても中部・西部の比較になってしまいます。ごめんなさい。

※2 浜松→静岡間は片道約1時間弱。東西に走る私鉄が無いためJR網は若干高くつき、本数も多くはないため不便なのです。そうなると主な移動手段は自動車なのですが、慣れない土地に1時間半もかけてとなると…人によっては「うーん」となってしまうのですね。(バイパスが無料化されているため、有料高速道路は使われない傾向があります。)