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2008年3、4月に観た映画

5月も末ですが、3月・4月2ヶ月分の映画メモです。

2008年3月1日(土) ライラの冒険 黄金の羅針盤

前日に深い映画(パンズ ラビリンス)を見た翌日だけに、ちょっと…いやかなり物足りませんでした。
この映画もそうですが、プロモーションを長くやっている映画って最近アタリがない(自分的に)。長くプロモーションをやることによって、新鮮味は薄れるし、大筋も読めてしまいますしね。最近だと某テレポーターの映画とか。あれはちょっとやりすぎ。プロモーション途中なのにお腹いっぱいですから。…大筋からそれてしまった。

それを除けば、CGは美麗だし、ニコール・キッドマンは妖艶だし、飛行船は飛ぶし、何かシドっぽい人は出てくるし…FF7見てる気分になってきました。

GAGA 映画『ライラの冒険 黄金の羅針盤』公式サイト
http://lyra.gyao.jp/

3月26日(水) マイブルーベリーナイツ

どこを切り取ってもトイカメラで撮ったような画の映画でした。色合いが素敵。
ただ展開にちょっと戸惑った。もう一回ちゃんと見たい作品。(ついでに恋する惑星他ウォン・カーウァイ作品も。)

映画『マイ・ブルーベリー・ナイツ』オフィシャルサイト
http://www.blueberry-movie.com/

4月9日(水) SweetRain 死神の精度

ストーリーを時代毎でオムニバス仕立てにしたのは上手いなと思いした。
この映画は3つの話でひとつのストーリーが完結します。舞台となる時代の間隔がかなりあいているので、場面転換で登場人物や時代背景がゴロッと変わってしまうのは戸惑ってしまいますが、オムニバス形式にすることで、ひとつひとつのストーリーに集中でき、かつ全体の人間関係の認識もとりやすいなと感じました。

タイトルから「死神」「不運」「雨」といった暗いキーワードが想起されますが、“ミュージック”がストーリーに関係してくることで見終わった後はとても和やかな気持ちになります。すごく歌いたい気分になって、遠回りして帰りました。

キャスティング&ポスターの雰囲気(色合い・ロゴ etc..)に惹かれて見たけれど、結果的には映画の作り方に興味が行ってしまった作品。

第三章の金城さんが可愛い…。

Sweet Rain 死神の精度
http://www.shinigaminoseido.jp/

4月20日(日)名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)

今年はサンデーもよみうりテレビも50周年という、かつてない記念作。
今回かなり気合い入ってるなと言う印象。作画もそうだし、ストーリーもそう。特に演奏シーンは苦労されただろうな、作画の方は。手描きと併用されていた3Dの演奏シーン、CGってのは見たら分かるんだけど、そんなに不自然でもなく、複雑な形のヴァイオリン演奏シーンがリアルに描かれていました。
一番印象的だったのはコナンと怜子が森の中を歩くシーン。コントラストが強めの画で木漏れ日の雰囲気が素敵でした。

ストーリーは真面目に推理モノ。
アニメ本編がそのまま映画になったような内容かつ雰囲気でした。大袈裟な建物とか、現実離れした設定とか無く。(あるとすれば絶対音感のコナンと怜子が、声で110番に電話をかけるところとか?できるんですかね、実際。)犯人やトリックを自分で考え、筋を追っていく楽しみがあってこそのコナン映画だと思います。

いつものように最後に次回作の告知が。
ジンっぽい声が入っていたけど、クライマックスに向けて映画の内容も“黒ずくめ”との対決になったりするのかな。

それと、この映画のサブストーリーとして、中学生の蘭と新一のエピソードのDVDがセブンイレブン限定で発売されましたが…乗っかってみました。まだ途中ですが、ええ商売してますなぁ(笑)。

名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)
http://conan-movie.jp/

4月23日(水) 魔法にかけられて

予告編を初めて見たときは「Disneyの自虐に走ったか!」(笑)と思いましたが、蓋を開けてみれば、衣装、音楽、ストーリー、アニメパートどれをとっても素晴らしい。つまりは、Disneyの“夢見る女の子幸せ満開全開ファンタジー”っていうイメージを逆手にとったエンターテイメントムービーですね、これは。

Disney作品(Pixar関連除く)のそういったイメージが生来得意ではないのでこれまで見ず嫌いしてましたけど、ひねくれ者に「自虐か?」とまで思わせる予告編で興味をそそらせ、映画館に足を運ばさせてしまいました。見たくなりますもん、この予告編は。ただ、予告編が面白く上手に作られすぎているので、改めて本編で見ると物足りなさを感じてしまいますね。

予告編で使われた部分はほとんど前半に集中していますが、映画後半ともなるとスクリーンの中の現実世界がファンタジーに一変。しかも気づかないうちにその世界へ誘われているから恐ろしいです(笑)。ど派手なエフェクトや、プリンセス vs 魔女のアクションシーンもますますクライマックスへと引き込んでいきます。

おとぎ話の住人ってのは歌って踊って幸せいっぱいですが、“怒り”って感情が無いんですねぇ。
現実世界に落っことされたプリンセスは、そこで生活するうちに怒るという感情を知ってより人間らしいキャラクターへと変わっていきます。おとぎの国からは“願いの叶わない世界”の現実世界ですが、楽しいだけの人生ってのはなんかつまらない、喜怒哀楽があるからこそ人間として価値があるのかなと感じましたね。楽しいだけの愛なんてこの世にない、苦しみ・怒りもあるからこそ本当の愛なんだよって。

他にもDisney過去作品のパロディー満載らしいですが、知らなくても十分楽しめます。これはDVD買いたい。

魔法にかけられて - Mozilla Firefox
chrome://browser/content/browser.xul

Disneyついでに、Pixarの新作「wall-e」はあと1ヶ月したら海のむこうでは封切られるのですね。
公式サイトでトレーラーを観ましたが、今回もかなり楽しみになってきました。日本は12月公開です。

WALL•E : Official Site
http://disney.go.com/disneypictures/wall-e/
Apple - Trailers - WALL•E
http://www.apple.com/trailers/disney/walle/

4月30日(水) ローマの休日

初めてスクリーンで見るモノクロ作品。東宝で特別上映してたので行ってきました。
現代のハイクオリティな映画に比べたら効果音(音楽)はシンプルで、隣のおっちゃんの鼻息が気になるくらい上映中も静か。だけど、こんなに退屈もせずに観ることができるのは、オードリーの素敵な演技と、作り上げられたストーリーと、合成ではないアクションの臨場感がそうさせているんだなってのはすぐに分かりました。

この日まで有名シーンしか観たことがなかった「ローマの休日」。アンとジョーが出会うやいなや恋に落ちるストーリーだとばかり思っていましたが、最初はジョーの下心(仕事の)から近づいたとは。この世の中で出会った瞬間に恋におちるなんて、Disneyぐらいなもんです(笑)。

ラブストーリーといえど、ちゃんと笑うところも用意されており、小気味よい観後感でした。(真実の口のシーンはアドリブと知って観ると余計に新鮮。)

ローマの休日
http://www.roman-holiday.jp/

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